カリスマ相場師？の舞台裏②ＦＲ編
前回の『カリスマ相場師？の舞台裏①ヒューネット、タカキュー編』には、予想外の反響をいただき驚いています。
また皆様から多数のエピソードをお寄せ頂きありがとうございました。
今日はその中からエフアールに関するお話を取り上げたいと思います。
先ずはメールをご紹介します。
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ＦＲの思い出 00年夏の9822エフアール（現クロニクル）が印象に残ってます。 80円前後からするすると値を飛ばしていき、 山種が「1000円になるまで売らない」 なんて言うのをみて200円前後で買い。 250円で大量のインチキクロスが入ると、 「提灯などに頼らぬ筋の力強さを見た」と言うので買い増し。 ところが、直後から暴落していき「こりゃ典型的な崩れる足じゃねえか」 |
それは某投資顧問の関係者と言われていた人のいた掲示板で 書き込まれていた内容を山種さんがパクってただけですよ。 そこは閉ざされた板だったので、表でいかにも裏情報を握っている 風に書いて山種はすごいと周囲に信じ込ませるのに 利用していたのでしょう。 あ、そうそう、ヒューネットに関しても、何らかのニュースが出て、 掲示板で皆が騒いで居た時に、 「jinさん、どこにいるか知らないか？」と探し回っていましたよ。 自分じゃ答えられなかったんでしょうね、 ニュースの真偽が知りたいってね。 一事が万事そんな感じでしたよ。 |
皆様からの情報を読むにつれ、カリスマ相場師の舞台裏を覗くのは、一個人投資家では
かなり難しかったと実感すると共に、その巧妙な手口にはただ驚くばかりです。
上のメールからも、山種は決してよくある「嵌め込み」が目的だった訳ではないと思われます。嵌め込みをすれば「山種空男」が短命に終わってしまい、息の長い資金集めも出来なかったでしょう。しかも嵌め込む為にはそれ相当の内部情報が必要になってきますが、そう言った情報網も持っていなかったようです。
あくまで無知な個人投資家へ警鐘を鳴らしながら己も相場に参加し（しているように装い？）、個人投資家の駆け込み寺的な存在を目指していたのではないでしょうか。
２つのキーワード「情報」と「後講釈」、、、そして上述した内容を証明するかのようなログもお寄せ頂きましたので、次回にアップして検証したいと思います。
恥ずかしながら今回私が騙されたのは、アナリスト張りの政治経済や投資手法についての能書きに煙にまかれてしまい、これらのキーワードを的確に判別出来なかったからだと再認識している次第です。
偶然にも２ちゃんねる【ファンド詐欺】 山種空男02 【全国逃亡行脚】（←クリックしてください）の「空っぽな記憶」シリーズにて、私が強く感じた反省点をどなたかが判り易くまとめておられます。すべての株式掲示板に共通する「落とし穴」を鋭く指摘されていますので、ぜひ読んでみてください。
また、今後の内容として、未だお金を返してもらえないどころか、連絡さえも取れなくなった山種に、この場を借りていくつかの質問をしたいと考えています。
皆様からの質問も受付ますので、コメント欄もしくはメールhigaishablog@hotmail.co.jpまでお寄せください。
