③儲けようと思ったら、俺に金を預けないとダメだ。

１対１でメールや電話で対処するものの、タイミングがうまくいかなかったり
株価が逆に動いてしまうと
「タイムラグがあるので俺の思った通りになかなか結果が出ない。
本当に儲けたかったら俺に金を預けないとダメだ。」
そして「実は頼まれて内緒でファンドをやっている。そこに預ければ
あっと言う間にプラスになる」

カラ男は楽屋部屋が出来る以前から、このような手口で巧妙に資金を集めていったのです。
本当によく考えられた手口です。
しかしながら相場の世界で、カラ男だけが勝ち続けることは無理があります。
集めた金は、損失補てんに使われたのか、おねーちゃんに使ったのか、
運用にまわされたのか今のところ詳しくはわからない。
わかっているのは、相場での損失が膨らみ＜資金の自転車操業＞にも行き詰まり、
投資家から投資と偽って資金を集めて費消し、
投資家に資金を返せなくなったという事実です。

次回に続く。

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